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屋根塗装・モニエル瓦・セメント瓦の屋根の工程・塗り方
屋根塗装・モニエル瓦とセメント瓦の屋根塗装の工程
瓦の種類と見分け方
粘土系(粘土瓦)
〇いぶし瓦(無釉系)〇釉薬瓦(陶器瓦)


粘土瓦の種類であり、製法の違いにより「いぶし瓦」「釉薬瓦」にわけられます。
素材の粘土は基本的には同じなのですが、色を出すための製法が違います。
いぶし瓦は瓦を焼きあげる最後の工程で、密閉された状態で無酸素状態でガスを入れることによって 還元反応させ、表面に炭素の銀色被膜を形成させる製法です。
簡単に言ってしまうと、焼き上げの最後でスモークする、燻化(くんか)、燻す(いぶす)ことに よって炭素を付着させて銀色の色を出します。
釉薬瓦は瓦の表面に釉薬(ゆうやく)と呼ばれるウワグスリを掛けて化学反応することに
よって色を出す瓦です。
写真の上部を見てもらうと釉薬の塗っていない部分はもともとの土の色が出ています。
形は同じでも焼き上げる製法の違いによって燻し瓦と釉薬瓦の違いが出ます。
釉薬瓦は釉薬によって様々な色が出せるのが特徴です。って全体的に銀色の色が付着するのが特徴です。
実は塗装は可能ですが、綺麗にしたい・特に水はけを良くしたい等、余程のことがなければ、塗装はしません。
セメント系
〇プレスセメント瓦 〇乾式コンクリート瓦(モニエル瓦)


この2点は類似している物もありますが小口が平らなのがプレスセメント瓦。
小口が凸凹しているものがモニエル瓦になります。
モニエル瓦はセメント瓦の一種ではありますが、
瓦表面の処理が特殊なため通常のセメント瓦とは少し違います。
成型されたモニエル瓦には、着色スラリー(セメント、砂、骨材、着色されたセメント材料)
というセメントの着色剤を厚めに塗られており
さらにその上をアクリル樹脂系のクリアー塗料で覆って完成させます。
〇セメント系瓦のメリット
- カラーーバリエーションが豊富
- 成形の精度が高い
- セメントは不燃材料なので火に強い
〇セメント系瓦のデメリット
- 塗り替えなどの定期的なメンテナンスが必要
- 割れやすいので塗装で保護、耐久性付与が必要
- 水が浸透しやすい性質なので防水加工・塗装で保護が必要
よってセメント瓦を長持ちさせるには塗装メンテナンスが必要になります。
セメント瓦を塗装する場合は下地処理が高圧洗浄(高圧で徹底する事は屋根塗装共通)
塗料は比較的適応塗料が多く仕様通り塗装すれば問題ないですが、
モニエル瓦の塗装の場合はいろいろと注意点がありますので解説します。
モニエル瓦塗装の下地処理・高圧洗浄
上記のようにモニエル瓦は特殊な塗装がされており、モニエル瓦を再度塗装する場合は
このスラリー層を綺麗に取り除いた後に塗装を行う必要があります。
もし、このスラリー層が残った状態で上から塗装してしまうと劣化したスラリー層と
一緒に塗装が剥がれてしまう原因となってしまいます。
よってモニエル瓦塗装時の下地処理・高圧洗浄を徹底する事が必要となり、
専用もしくはモニエル瓦に対応する塗料の選択が必須となります。
モニエル塗装方法
洗浄を徹底しますとよく塗料が吸い込みますので専用の塗料を使用し
たっぷりと染み込ませながら塗装します。
状態が悪ければ、吸込みが激しく仕上がり、耐久性が悪くなりますので、
状況に応じて基本の2回塗りではなく3回塗り、4回塗りします。
上記のように完璧に仕上げる事は高コストになりますが、
吸込みを抑えるモニエル専用の下塗材がオリエンタル塗料から発売されているようです。オリトシールド
大同塗料から発売されていましたハイソリッドシリコンプライマーが
モニエル瓦用の下塗材として適応の確認が出来とようで使用可能になりました
*初期のカタログには塗装出来ませんと書いてあります。
色によっては色褪せもしますのでクリヤー保護塗装の追加もお薦めですね。
一般的なモニエル瓦用塗料として
まとめ
当店がネット塗装店として始動しました2010年頃は情報が少なく、
下処理、塗料選択を失敗して塗装剥離を起こした現場が多々ありました。
当店でも大屋根の塗装をほぼ全部捲って塗装したお家も何件かあります。
今はモニエル瓦塗装で検索するといっぱい資料が出てきますので安心です。
便利になりました(^^♪
大同塗料のハイルーフマイルド(シリコン、フッソ)塗料とオリエンタル塗料マイティーシリコンは
屋根全般に塗装できるオールマイティ-塗料です。
2液型弱溶剤で耐久性も良いのでよく使用しているお薦めの塗料になります。
(アスファルトシングル等の塗装不可の屋根材はあります。)
神戸、明石、三木での外壁、屋根塗装はタケムラ塗装にお任せください!!
職の達人を目指す、本物の職人による高品質、高耐久の住宅塗り替えを提供します。
タケムラ塗装店主のプロフィールはこちら
- カラーーバリエーションが豊富
- 成形の精度が高い
- セメントは不燃材料なので火に強い
〇セメント系瓦のデメリット
- 塗り替えなどの定期的なメンテナンスが必要
- 割れやすいので塗装で保護、耐久性付与が必要
- 水が浸透しやすい性質なので防水加工・塗装で保護が必要
よってセメント瓦を長持ちさせるには塗装メンテナンスが必要になります。
セメント瓦を塗装する場合は下地処理が高圧洗浄(高圧で徹底する事は屋根塗装共通)
塗料は比較的適応塗料が多く仕様通り塗装すれば問題ないですが、
モニエル瓦の塗装の場合はいろいろと注意点がありますので解説します。
モニエル瓦塗装の下地処理・高圧洗浄
上記のようにモニエル瓦は特殊な塗装がされており、モニエル瓦を再度塗装する場合は
このスラリー層を綺麗に取り除いた後に塗装を行う必要があります。
もし、このスラリー層が残った状態で上から塗装してしまうと劣化したスラリー層と
一緒に塗装が剥がれてしまう原因となってしまいます。
よってモニエル瓦塗装時の下地処理・高圧洗浄を徹底する事が必要となり、
専用もしくはモニエル瓦に対応する塗料の選択が必須となります。
モニエル塗装方法
洗浄を徹底しますとよく塗料が吸い込みますので専用の塗料を使用し
たっぷりと染み込ませながら塗装します。
状態が悪ければ、吸込みが激しく仕上がり、耐久性が悪くなりますので、
状況に応じて基本の2回塗りではなく3回塗り、4回塗りします。
上記のように完璧に仕上げる事は高コストになりますが、
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モニエル瓦用の下塗材として適応の確認が出来とようで使用可能になりました
*初期のカタログには塗装出来ませんと書いてあります。
色によっては色褪せもしますのでクリヤー保護塗装の追加もお薦めですね。
一般的なモニエル瓦用塗料として
まとめ
当店がネット塗装店として始動しました2010年頃は情報が少なく、
下処理、塗料選択を失敗して塗装剥離を起こした現場が多々ありました。
当店でも大屋根の塗装をほぼ全部捲って塗装したお家も何件かあります。
今はモニエル瓦塗装で検索するといっぱい資料が出てきますので安心です。
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2液型弱溶剤で耐久性も良いのでよく使用しているお薦めの塗料になります。
(アスファルトシングル等の塗装不可の屋根材はあります。)
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- 塗り替えなどの定期的なメンテナンスが必要
- 割れやすいので塗装で保護、耐久性付与が必要
- 水が浸透しやすい性質なので防水加工・塗装で保護が必要
セメント瓦を塗装する場合は下地処理が高圧洗浄(高圧で徹底する事は屋根塗装共通)
塗料は比較的適応塗料が多く仕様通り塗装すれば問題ないですが、
モニエル瓦の塗装の場合はいろいろと注意点がありますので解説します。
モニエル瓦塗装の下地処理・高圧洗浄


上記のようにモニエル瓦は特殊な塗装がされており、モニエル瓦を再度塗装する場合は
このスラリー層を綺麗に取り除いた後に塗装を行う必要があります。
もし、このスラリー層が残った状態で上から塗装してしまうと劣化したスラリー層と
一緒に塗装が剥がれてしまう原因となってしまいます。
よってモニエル瓦塗装時の下地処理・高圧洗浄を徹底する事が必要となり、
専用もしくはモニエル瓦に対応する塗料の選択が必須となります。
モニエル塗装方法


洗浄を徹底しますとよく塗料が吸い込みますので専用の塗料を使用し
たっぷりと染み込ませながら塗装します。
状態が悪ければ、吸込みが激しく仕上がり、耐久性が悪くなりますので、
状況に応じて基本の2回塗りではなく3回塗り、4回塗りします。
上記のように完璧に仕上げる事は高コストになりますが、
吸込みを抑えるモニエル専用の下塗材がオリエンタル塗料から発売されているようです。オリトシールド
大同塗料から発売されていましたハイソリッドシリコンプライマーが
モニエル瓦用の下塗材として適応の確認が出来とようで使用可能になりました
*初期のカタログには塗装出来ませんと書いてあります。
色によっては色褪せもしますのでクリヤー保護塗装の追加もお薦めですね。
一般的なモニエル瓦用塗料として
まとめ
当店がネット塗装店として始動しました2010年頃は情報が少なく、下処理、塗料選択を失敗して塗装剥離を起こした現場が多々ありました。
当店でも大屋根の塗装をほぼ全部捲って塗装したお家も何件かあります。
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2液型弱溶剤で耐久性も良いのでよく使用しているお薦めの塗料になります。
(アスファルトシングル等の塗装不可の屋根材はあります。)
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